ジュニアサッカー育成年代ですべきこと

ジュニア・JYでどうやったらプロになれるか?日本のサッカーを育成年代から考えて、 子供を単身スペインへ行かせた親から見た子供のサッカーの指導方法やアンチパターンなどをもとに少年サッカーからプロを目指します。

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どうしたら周りを見ることができるようになるか その3


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そもそも、「周りを見る」ことの目的はなんでしょう。それを考えればどうすればよいか自ずと見えてくるはずです。

まず最初に、周りを見なければいけない状況について考えます。
おそらくこんな状況でしょう。

自分一人ではどうすることもできないので、味方に頼らなければならない。
具体的な状況はそれぞれでイメージしてください。

次に周りを見ることの目的ですが、
「上記のような状況から脱しなければならない」

ということが、周りを見ることの目的とします。
他に周りを見なければいけない状況は多数ありますが、ここではまずこれを目的とします。

すると先ほどの目的を達成するための手段は「周りを見る」のはずですが、、、

「味方にパスをする」が手段のはずです。

では、「周りを見る」というのは味方にパスをするための手段かというと、そういうわけでもありません。

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「周りを見る」というのは、手段ではないことがわかりました。
では、逆の視点で、なぜ周りを見ないといけないのかを考えてみます。

パスを出す見方がどこにいるか。
相手がどこにいるのか。

今のところそういったことが理由で周りを見ないといけないのではないでしょうか。
そうすると、「周りを見る」というのは、目的を達成する際の判断に必要な材料を探すための行為でしかないことがわかります。

いやー回りくどいですね。
そんな回りくどいことを、なぜ大半のコーチや親が言うのでしょうか。

それはおそらく「周りを見る」ということが、
目的を達成するための状況判断の材料探し
であることを理解していないからだと思います。

前回の記事で伝えましたが、ワンマンプレーヤーは考えてプレーしていませんから「状況判断」の必要はありません。また、そもそも上記目標を自分だけで達成しようとしてしましますので、ここでは除外しますが、
大半の親、子、コーチは、この

「周りを見る」ということの本質を理解していないので「周りを見る」ことができないんです。

「周りを見る」というのは手段ではない。ましてや目的では決してない。
「周りを見る」というのは状況判断の材料探しでしかない。

ではどう考えればよいのか。
それは、また次回に。

※ここでは、窮地を打開するための目的で「周りを見る」を説明しましたが、本来はそのような状況になる前に「周りを見て」判断することが必要です。

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