ジュニアサッカー育成年代ですべきこと

ジュニア・JYでどうやったらプロになれるか?日本のサッカーを育成年代から考えて、 子供を単身スペインへ行かせた親から見た子供のサッカーの指導方法やアンチパターンなどをもとに少年サッカーからプロを目指します。

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子供のサッカーに悩んでいる親必見!今よりうまくなる10個の親がすべきこと


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子供のサッカーを見ている親が、もっとうまくなってほしいな。と思うことがあると思います。

サッカーそのものはコーチが教えてくれますが、実はそれ以前に子供が主体的にならないといけません。

ではそのために親はどういう立ち位置でどういうことをすべきなのか。まとめてみました。

1.プレーに関して、ああしろ、こうしろ、と言わないこと

指示は絶対にしないこと。なぜそれがいけないかはいろんなところで書かれているのでここではそれほど言及しませんが、簡単に言うとマニュアルがないとプレーでになくなってしまうからです。

わからないことを教えるのはいいことだと思いがちです。ですが、教えてもらった通りにしかできません。しかしサッカーは教えてもらった状況が発生することはなかなかありません。ですので、考えさせるように質問をしてください。

絶対に言えることは、プレーに関してうるさく言うことを続けると、「これでいいのかな?」「おとうさん、今のうまかったでしょ」とか、そんな感じで顔色をみてプレーするようになってしまいます。そうなるともうサッカーが楽しくてやっているのではなく、親に承認してもらいたいがためにサッカーをやっていることになってしまいます。

2.試合後、必ず具体的なプレー内容をきいてあげること

試合や練習から帰ってきたら、必ずプレー内容を聞いてあげてください。

今日はどうだった?から聞き始めて構いません。ですが、

うん、よかったよ、とか、ゴール何点決めた、とかの答えが返ってくるのがオチですので、できれば具体的に聞いてあげてください。

よかったのなら何がよかったのか、ゴールを決めたならどういう状況で決めたのか、などですね。

いつもと違ってどんなチャレンジをしたか、や、困ったプレーがあったかなども聞いてあげることが重要です。

3.こうしてほしいというプレーがあれば「提案」という形で伝える

もっとこうすればうまくいくんじゃないのか、といった子供のプレーに「こうしてほしい」というのが少なからずあるかと思います。

それを伝える際には、「こうしろ」ではなく、「こう思うんだが今度やってみてはどうか」という形で伝えてあげてください。

それを伝えた後には必ず「これはあくまで提案、それを選択するかどうかはその時の状況も違うだろうから自分の判断でね。」という言葉を添えてください。

プレーを改善することは、親主導ではなく子供主導で行う必要があります。

4.ビデオを撮る

子供のプレーを子供自身が振り返ることができるようビデオを撮ることをお勧めします。

よくある悪い撮り方で、自分の子供だけがアップになるような取り方だとまったく意味がなく、ほぼ全員の動きが見えるよう、俯瞰で撮る必要があります。思い出ビデオではありませんので顔は見えなくていいのです。

また、撮影中は絶対に裸眼でプレーを見てはいけません。プレーに白熱して地面を映した映像ばかりになってしまいます。

子供が自分のプレーを見て振り返るのだから、当然自分が応援するのも厳禁です。辛いかもしれませんが無言で撮ってください。

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5.撮ったビデオを2日以内に一緒に見る

必ず2日以内に見てください。そうしないと子供はすぐ忘れてしまいます。

できれば一緒に見る前に、親だけで事前に見ておくことをお勧めします。

まずは良かった個所から見ていきましょう。そして、その良かった個所の半分以下で「提案」をしてください。

最初は半分以下の提案でも子供はすぐにふてくされます。

ですが、3か月~6か月ほど続けることで、子供自身から改善点を挙げて自分で提案するようになります。

6.日常生活で毎日の目標を立てるよう促し、それが連続してできるようほめてあげること

目標を立ててそれに向かって進むことで、毎日毎週の練習が有意義なものとなります。

そのための練習として、サッカーに関連していなくても構いませんので、毎日実行できる目標を立てることをお勧めします。どちらかというとサッカーに関連しない方がよいと思います。

また、できていることをほめてあげることで、連続してできるようになりますので、ほめることはかならずおこなってください。

ただし、ほめる際には親目線でほめるのではなく友達目線でほめてください。

7.サッカーを知らないからと言って、走れ、や強く、など、気合、気持ちの発言はしないこと

サッカーは足が速ければうまく見えたり、体が強ければうまく見えたりしがちですが、それはその時だけの一過性のものです。

気持ちは大切ですが、それを直接「気持ちが足りない」などと言ってしまうのは抽象的すぎて子供はわかりません。

走ることも、走るだけでは疲れるだけで意味がありませんし、それはサッカーではありません。そんな体力を使うのであれば、考えることに体力を使った方がうまくなります。ぜひ他の項目を参考に「考えること」をできるようにしましょう。

サッカーバカとよく言いますが、昔はバカでもできましたが、バカだとサッカーはうまくなりません。

8.学校の勉強は絶対におろそかにさせない

学校の宿題をしないなんてダメです。授業中寝ているなんて論外です。

テストで常に100点満点とは言いませんが、80点以上は取っておくべきです。

もう一度言います、バカではサッカーはうまくなりません。

9.テレビゲームよりボードゲームをしよう

親も忙しいのでなかなか相手はできないかと思いますが、できればオセロやチェス、将棋などを親と一緒にやる時間をとりましょう。

テレビゲームや携帯ゲームなども、できれば上記のようなボードゲームをさせるようにしたいです。

数独なんかもおすすめです。

10.子供と親のベクトルは必ず合わせること

将来どうなりたいのか、プロになりたいのであれば、そのプロへの道のりをしっかりとひも解いて教えてあげることが重要です。

生半可な気持ちでは無理であることもしっかり伝えること。

もし子供のベクトルの太さが、なれたらいいな、レベルであれば、そのレベルに親も落とす必要があります。

そうやって、常に子供の本当の気持ちを探り、親と子のベクトルの方向と太さを常に合わせておくことがとても重要となります。

いかがでしたか?

別記事のやってはいけない10個のルールと重複することもありますが、やはり「考えること」を日常にも取り入れていくことが大切だと思います。

全てやる必要はありませんが、できればやってみることをお勧めします。

あなたのお子さんが、今以上にうまくなることを願って。。。

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