どうしたら周りを見ることができるようになるか その2
前記事で書いた、
ワンマンプレーが周りを見ることを阻害している。
という内容の意味ですが、ドリブルをするなと言っているわけではありません。
また、エラシコやシザースなどのおかしな技術を使うなと言っているわけではありません。
(周りを見れていないのにエラシコやシザースなんて100年早いとは言いたいですけどね)
なぜ自分の子がそんなドリブルばかりやおかしな技を使うようになったのか、ですが、
ワンマンプレーヤーにさせてしまったのは、実は親やコーチだったりします。
みなさん、子供にこんなこと言ってませんか?
「今日は何点決めた?」とか。
わかりやすい結果なので、サッカーを知らない親ならなおさら聞いてしまうと思います。
サッカーを知っていると思っている親でも聞いてしまうはずです。
(実はそんな親はほんとはサッカー知らないんですけどね。知ったか親です。この話は別途)
閑話休題。。。
そうすると、子供は親がそこにこだわっているかのように潜在的に思ってしまいます。
点を決めたらいいんだ、って思ったりします。
得点するためには、
トップでいなければいけない、ドリブルしなければいけない、自分で打開しなければいけない。
そう思ってしまいます。
要は、自分一人でサッカーをしていることになってしまいます。
ひどくなると他人のプレーにはことごとく文句を言うようになります。自分がミスをすると「ごめーん」なんて笑ってごまかしたり。
一人プレーは小学4,5年生くらいが限界です。
そろそろ、一人プレーはやめて周りを使ってプレーをしないといけません。
ワンマンプレーをやめないと、その選手にはあと数年で限界が来てしまいます。
周りを見れるようになるにはどうすればいいか?
それは、ワンマンプレーをやめることですが、そのために親ができることは、
あるシーンを切り取って、その時他の選手(まずは味方)がどこにいたのか、を聞いてみることです。
最初は適当に答えます。それは、あまり考えず適当にプレーしているからですが、何度も繰り返すうちに、そこが重要なのか、と潜在的に思ってきます。
つづきはまた