セレクションを受ける前にやるべき3つのこと
もっといいチームに行きたい、もっと活躍できるチームに行きたい。
そう思って、ジュニアやジュニアユースのセレクションを受ける機会があると思います。
セレクションを受ける前にやるべきことがあるのですが、みなさんやっていますか?
今回はその「やっておくべきこと」をまとめてみました。
では見ていきましょう。
1.自分のプレースタイルはどのようなものなのか、もう一度考える
パスをメインとしてプレーをしたい、ドリブルメインでやりたい。
イングランドサッカーなのか、イタリアなのか、スペインなのか。それとも日本なのか。
様々なスタイルがありますよね。
自分がどのような考えのもとにサッカーをしているかで、選ぶチームも大きく違ってきます。
自分のスタイルとあったチームを探す必要があるので、まずはここをもう一度見直してみましょう。
2.活躍したいのか、それともうまくなりたいのか? いやカッコつけたいだけなのか。。。
大いに活躍して青春を謳歌したいのか、それとも将来絶対にプロになりたいのか。
それによって大きくチームも変わってきます。
トップリーグ下部組織の大半は結果重視です。
さらに、「育成を重視している」と謳っていてもせいぜい予算は年間一億ほどしか割いていません。
うまくなりたいのであれば、「育成重視」ではなく「自分を出せるか」に焦点を合わせた方がよいでしょう。
なお、カッコつけたいだけなら、トップリーグの下部組織がお勧めです。
ただし、現状の日本のサッカーを見て分かるように、うまくはなれませんよ。
3.チームが謳っているコンセプトと、実践しているコンセプトが一致しているか
なんだかいろいろコンセプトを挙げていたりしますが、実際にそれが遂行されていなければ意味がありません。
それは、実際に練習や試合を見なければわかりません。
また、チームのコンセプトがコーチに浸透しているかどうかも重要です。
雇われの身であるコーチは契約社員が多く、更新も年単位であったりと、なかなかコンセプトを浸透させることが難しいです。
そのため、コーチを観察することでチーム側が育成にどれだけ時間を割いているかが図れます。
それから、コンセプトに「パスサッカーを目指す」なんてあったら、そのチームはやめた方が賢明です。
サッカーを理解していない方がチームを運営しているようですから。。。
これらのことをセレクションを受ける1年前ほどから行うことで、おのずと自分が行きたい(行くべき)チームがどこであるかが見えてくるはずです。
セレクションはむやみに受けるのではなく、1つ、せいぜい3つほどでしょう。
有名どころのチーム、J下部M,F,Y,Bなどたくさん受けても意味がありません。
それぞれプレーコンセプトが違います。
あなたのお子さんの活躍を願って。。。