ジュニアサッカー育成年代ですべきこと

ジュニア・JYでどうやったらプロになれるか?日本のサッカーを育成年代から考えて、 子供を単身スペインへ行かせた親から見た子供のサッカーの指導方法やアンチパターンなどをもとに少年サッカーからプロを目指します。

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子供のサッカーの夢を叶えるために親がやるべき7つのこと


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dream

子供の頃の夢が叶うのは簡単ではありません。

みなさんが子供だった頃に描いていた夢も、ほとんどの方が叶ってはいないと思います。しかも、その夢も忘れてしまっているのが現状かと。

そんなみなさんの子供達の夢を叶えるために、みなさんがやるべきことをまとめてみました。

今回は育成とは真逆でかなりドライな内容となっています。

ではみていきましょう。

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1.収入のほぼ全てを子供に注ぐ

取捨選択は必要ですが、自分の老後をかえりみることはせず、子供にほぼ全ての収入の全てを注ぐことが必要です。

このスクールに行きたい。このチームでプレーしたい。そんなことを子供が言ったなら、それを叶えるべく、引越しもする必要があるでしょう。

少し遠くて通いづらい場合は、毎回高速道路を使って送迎しなければなりません。

2.スクール、チームの選び方を変える

ここでは、次節で述べる事項が実現できることを目標とします。

スクールやチームのスタイル等は一切無視しましょう。そのスクール、チームに有力者がいるかどうかということを第一に考えます。

例えば、ブラジル人の監督がいるチームがあったとします。その方はパスサッカーを目指して指導をしていますが、色々と調べたり他人の話を聞いてみると、トレセンコーチレベルで、それほどこのサッカー業界で力を有していないことがわかりました。

一方、スペイン人のコーチがいるスクールがあったとします。そのスクールでは、基本日本人が教えてくれるのですが、月に一度スペイン人が教えてくれます。
色々調べると、そのスペイン人は本国では有名で、育成機関でもたくさんのコネクションを持っていることがわかりました。

もう一方、日本の小さなチームで、いわゆる少年団です。そこでは、みんな楽しくやっていて他の少年団と変わりはありませんが、1つだけ違うところがあります。
それは有名人(サッカーではない)のお子さんがいるのです。

あなたはどのスクール、チームを選びますか?

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3.多数の有力者とのコネクションを作る

次に、子供の夢を叶えるためには、その夢に一番近いところにいる人とのコネクションを積極的に作ることが必要です。

例えば、サッカー選手とのコネクションを作ったり、そこに到達できそうなコネクションを作っていきます。

親が昔サッカー選手だったりすると、コネクション既に張れていることになります。

ですので、そう言った子は、それほどうまくなくてもプロサッカー選手になれてしまいますし、現実を見てもそうです。

ここで、注意していただきたいのが、有力者とのコネクションを張る目的は、その有力者自信を使うのではなく、その有力者が持っているコネクションを使うことです。

実は有力者の大半はコネクションで成り立っています。これはサッカーだけのことではなく、世の中全てにおいて、有力者は他の有力者の支援、称賛があって初めて「有力者」であることができます。

海外でプレーしていた無名の選手が引退して日本でコーチになっているような場合は、海外のコネクションはたくさんありますが、サッカー選手になるための最短コースは日本国内でプロになることです。そう考えると、このような方は世間一般的には有力者であっても、あなたとあなたのお子さんにとっては「有力者」ではありません。

そういった人より、有名な元サッカー選手とコネクションがある、サッカーのことをほとんど知らないサラリーマンの方があなたとあなたのお子さんにとっての「有力者」と言えます。

今やソーシャルネットワークの時代です。そんな中、「この人と繋がりたい」と思えば自分の現在のコネクションを駆使すれば4人ほど辿ればたどり着けるはずです。

なお、有力者は2人以上確保しましょう。

例えば、サッカービジネスをしている人とプロサッカー選手を知っている友人、プロサッカー選手の奥さんと協会の中の人、といった感じです。

4.有力者にマーケティングを行う

有力者数人とコネクションを張った後は、その人たちにマーケティングを行います。

ここはかなりドライになる必要があります。子供を商材としてマーケティングするわけですから。

ですが、ただ子供という商材を売ることだけを考えてはいけません。

ここでは商材(子供)が抱える問題を共有することに注力を注ぎます。

その問題は小さくても構いませんが大きい方がいいでしょう。

例えば、あるチームに所属しているが、考え方やプレースタイルの違いでなかなか試合に出られない、などです。

試合に出られていたとしても、もっと上に行きたいので違うチームを検討しているがどうすればいいか、などもいいと思います。

要するに、有力者が有力者であることの所以である、コネクションを使わせるために課題を提示するのです。

常識なんてどうでも構いません。相手は有力者であるとともにある程度名の知れた人です。ですので、多少無理をお願いしてもやってくれます。

さらに、これまで幾多の常識はずれな親と接してきていますので、少しくらい常識を逸脱していていも構いません。

またその有力者は、あなたが提示した課題を、自分のコネクションに引き渡すだけであり、実際にその有力者が労力を割くわけでもなんでもないのです。

(実際には違いますが)

5.親がレールを引く必要があることを自覚する

次に、次期を早くして子供の夢を成功させるためには、本人ではなく親がそのレールを引く必要があります。

子供の夢を切り開くのは本人ではなく、親であることをあなたも自覚しましょう。

子供の前に出て、どんどんレールを引いて行きます。

6.引いたレールの周りをセメントで固める

たいていの子は高校生になるまで、芯や志はないでしょう。

ある、と自分でいう子や親がそう思っている子に、「あなたはどんなサッカーをプレーしていますか?」と質問しても答えられないでしょう。

答えられたとしても、「ではなぜあなたはそれを選んだのですか?」と質問したり「それはあなたの選択ですか?」と聞いて、すべてに回答できすべて他人が起因しているのではないということが言える子供はほぼ皆無でしょう。

ですから、改めて言いますが、子供の夢を切り開くのは本人ではなく、親であることを自覚してください。

7.それでも叶わないことがほとんであることを認識しておく

本当にここまでしなければいけないのか、と思う方がほとんどかもしれません。

ですが、これが現実です。

成功例として執筆された世に出ている書籍を読んでもらえればわかるでしょう。

このような書籍を参考にしたけれども、夢が叶わなかった方もたくさんいます。


いかがでしたか??

親である自分自身だけ、ましてや子供だけでは何もできません。

どうしたいのか、何が有効なのか、自分の夢が叶えられる社会での有力者は誰か、そんなことは子供にはわかりません。

それを知っているのは、一部のサッカーを取り巻く環境を俯瞰して把握できた大人だけです。

あなたかそんな大人になるのが、子供の夢を叶えるためのいちばんの近道なのです。


P.S.

この記事は子供の成長を考慮していません。したがって、この記事通りに実施したとしても、早熟で終わるでしょう。

この記事を読んで、少しでもご自身に思い当たる節はありませんでしょうか。

子供のために良かれてと思って、成長できる場を提供しているつもりになっていますが、実はその行為は知らず知らずのうちに、

お子さんの成長の芽を紡んでしまっているということに、あなたは気づいていません。

実際、世間の話題に出ていませんが、親にレールを引かれ海外に行った子が、成功できずに帰ってきていたりします。

その子が今後どのように人生の目標を据えて歩んでいくのでしょうか。

子供本人が、自分で考え、自分で行動し、自分で決断し、自分で【自分の】夢をつかみ取る。

これが本当の『夢を叶える』です。

あなたとあなたのお子さんが、目標を失わず、子供自身が目標を捉え、人生を歩んで行ってくれることを願います。

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