ジュニアサッカー育成年代ですべきこと

ジュニア・JYでどうやったらプロになれるか?日本のサッカーを育成年代から考えて、 子供を単身スペインへ行かせた親から見た子供のサッカーの指導方法やアンチパターンなどをもとに少年サッカーからプロを目指します。

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頭も含めて試合に100%で入れるか?


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普段の練習の成果を試すのはやはり試合です。

自分がどれだけのスキルがあるのか、パスのスピード、相手のプレス、相手の速さ、チームのメンバー、などなど、いろんなことを踏まえて自分の力を発揮しなければなりません。
また、試合に60%程度で入ってしまうと、最初の立ち上がりのバタバタした展開の中でミスをしてしまい、それを引きずって終わりまでうまくプレーできなかったりします。

ですが、100%で試合に入ることはなかなか難しいことなんです。

ジュニア世代で考えてプレーをする選手にとっては、ほぼ無理に等しいかと思います。

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チームの中で、常に100%レベルで試合に入れる子もいます。こういった選手は考えたプレーをしないからできるのであって、考えてプレーする選手は、行動に移る前に色々な状況を認知して判断するため、せいぜい80%程度が限度かと思います。

ジュニア世代では、認知、判断、行動のステップを何度も繰り返すことにより、その過程をスピードアップさせることに重点を置く必要がありますが、だからと言って60%で試合に挑んでばかりいると、そのスピードはそれほど速くならないでしょう。

試合の立ち上がり段階で、どれだけ自分の考えるスピードを速くできるか。
これが難しい。

であれば、考える要素を減らしてみればいいのではないでしょうか。

試合での目標をこの
「今日はいつもよりちょっと集中して試合に入ってみよう。失敗はそのあと考える。」
という目標1つにしてしまえば、おそらく少し頭がすっきりしてうまく動けるんじゃないでしょうか。
(実際うちの子が実践中で、コーチからの評価も上がりました)

なお、この記事は、考えてプレーすることを大前提に書いています。パワーやスピードに頼ったり技術に頼ったりする選手は、まずは考えることを練習してからです。

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